滞納前
住宅ローンの返済が滞ったり、滞納してしまう場合にはそれ以前に本人は「来月からはとても払うことはできない」というような予感を感じています。しかし実際には「まだ滞納も遅延も生じていないからそのうちに何とかなる」とか「これまでもこうした状況は何度かあったが切り抜けてきた、もう少し待てば状況は好転する」などと現実逃避に近い考えに逃げたり、なんとか決断を先に延ばそうとしている人が多く見られます。
競売や任意売却においてはこうした現実を直視しない態度が、最終的に大きな失敗を招くことがあります。「あの時決断して任意売却を決断しておけば何とかなったのに」とか「すでに破綻することは分っていたのに、まさか本当に家を失うことになるなんて信じられなかった」とは後になって体験者の口から良く発せられる言葉ですが、すでに家を失ってから後悔しても何の意味もありません。後に残されるのは相変わらず切迫した家計と、強い悔恨の思いだけです。
しかし家計が逼迫して住宅ローンがもうすぐ支払えなくなると感じ始めた時点ですぐに専門家に相談すれば、計画的な任意売却で住宅を有利に売却することも可能です。ローンが実際に滞納する以前であれば、金融機関の対応も親切です。さまざまな相談にのってもらえる可能性もあります。しかしいったん滞納が始まるとこうした金融機関は手のひらを返したように態度を一変させます。
住宅ローンの支払いが大きな負担となってきた時にはとにかく1ヶ月でも早く任意売却の専門家に相談しましょう。